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【前編】TOP対談 株式会社やる気カンパニー代表取締役 山本 高史氏

弊社社長が飲食店経営者に直接インタビュー。そこから繁盛店の取り組みや経営のヒントを切り取ってお伝えします。
第15回は株式会社やる気カンパニー代表取締役 山本 高史氏にお話を伺いました。


--山本社長と飲食業への接点はどこだったのでしょう?
 
(山本氏)小・中高とずっと野球をやってきました。今現役で活躍している有名選手がいるような環境だったのですが、高校を卒業後、自分は野球で食べていくのは現実的に厳しいだろうなと感じていました。大学進学も何かしっくりこなかったので、一度社会に出て働いてみようと、地元徳島で飲食に全然関係ない業種に就くことに。家具を作る工場だったのですが、高卒の初任給なんて知れてる額です。こんなもんなんだ…と思って1年ほど悩みながら働いていく中で、飲食店経営に関する記事やブログに目が留まって。それらを読むほどに飲食店って夢があるなと感じ始めました。経験はなかったのですが食に興味があったので、自分の店を出してみたいと考えるようになり、約1年後転職することにしました。徳島から見て大都市といえば関西に出る人が多かったので、誰もいない東京にしようと決意し、夜行バスで向かったのが飲食に携わるきっかけです。

--知り合いもいない東京での生活。計画はあったのでしょうか。
 
(山本氏)何も知らなかったので、飲食店で働くには専門学校に行く必要があると思っていました。お金もなかったし、まずは2年間バイトをして貯めてそれで学校に行こうとしたんです。1年ちょっと転々としながら仕事をしていたのですが、ラ・ブレアダイニングが運営する恵比寿一丁目ホルモンの店長に働かないかと声をかけられました。そこで店長代理を経験できたことが、一つのターニングポイントになりましたね。ただ、結果を残せてはいましたが、ずっとここにいてもという思いも同時にありました。どうしようかと考えていた時に、たまたま“俺のハンバーグ” の山本社長が来店されて、そこから話をするようになったんです。ある飲みの席でこれからどうしたいのか聞かれたので、いつかは独立したいことを伝えました。

 

--山本社長との出会いもターニングポイントになりそうですね。
 
(山本氏)はい。それから半年くらい経ち、当時私はラ・ブレアを辞めてデリバリー店の店長をしていたのですが、その店が閉まることになって。本社のある名古屋に来ないかといわれました。東京に来たくて出てきた自分にとって、それは違うかなと思っていた矢先、山本社長からメッセンジャーがきたんです。これも何かの縁だと会ってみたら、俺カンパニーの支援制度を使って独立してみないかと。そこから話が具体的になっていき、その年の12月くらいに、今の山本のハンバーグ赤坂店を引き継ぐことが決まりました。
当時は赤字店舗で、翌年の5月末で物件の契約が終了することが決まっていて。それまでに上手くいったら再契約し業務委託という形をとろうという話になりました。いざ店に入り、売り上げが伸びない理由を探ってみると、夜の料理が微妙、接客もだめという、売れない理由が揃っていたんです。まずはそれらを改善しつつネット広告にもお金をかけようと、グルメサイトの整備に力を入れました。3,4月と歓送迎会のシーズンの赤坂は需要が高くて、2月末頃から毎日予約が入るようになりました。なぜだろうと思ったら、俺のイタリアンの人気に便乗するような形になってたんです。「俺の」と付くので、お客様が系列店と勘違いされていたみたいで。そんなラッキーもあり、業務委託を続けることになりました。
 
--売り上げを伸ばした、その業務委託店が1店舗目になるのですね。
 
(山本氏)そうですね。それをきっかけに、銀行から融資を受けられるようになり、2店舗目を出店しました。場所はたまたま1店舗目の近くを借りることができて、さて、業態をどうしようかとなったとき、出身地徳島の食材を使った和業態をやろうと思いつきました。素材を活かすとなると、シンプルに炉端焼きや鉄板、焼き鳥のようなものが浮かびますが、串に刺した天ぷらはどうだろうと、初代料理長が軽い感じで提案したことが始まりです。
 
--今ではそれが業態の柱になりました。
(山本氏)はい。人手が足りないからと、2店舗目から妻(女将)も一緒に働き始めました。彼女は飲食業の経験はありませんでしたが、メニューの改変など全部引き受けるようになり、今では内装からメニュー開発まで、運営のあらゆることを手がけています。
飲食経験、そして業界の知識もないまま東京に出てきた山本社長。持ち前の明るさと行動力、“俺カンパニー” の独立支援を使って1店舗目を展開するに至りました。次回、出身地の食材に焦点をあてたメニュー開発、そして今回オープンに至った新業態についてお届けします。

株式会社やる気カンパニー https://www.yaruki-co.jp/index.html


 
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