ゆるっとSAKE塾

Beer kobo PRESS 1月号配信

ビール工房プレス
毎月飲食店様向けに発行している“Beer Kobo PRESS”。
内容は醸造家目線のニッチな内容から最新のトレンドまで多岐にわたります。
ぜひ皆様にも情報をお届けしたく、今年より配信してまいります。

今月のクラフトビールギークのつぶやき・・

正月と言ったら、こたつでみかんなイメージですが…正月ビールと言ったら、

"ゆずビール"。

ゆずの旬が10月〜12月ということもあり、ワタクシの敬愛するブルワリーも、年末にゆずビールをリリースし、年末年始はそのビールをたくさん飲むのが個人的な恒例に。三が日には必ずゆずビールを飲むという、謎の縛りを設け、2018年から継続中。2022年もきっと更新することでしょう。

ビアラバーとしての楽しみ方は、前年のゆずビールを取っておき、 今年のと飲み比べですね。
フレッシュな状態のものと比較し、1年を経てやや弱まった香りを見つけ出すのが楽しかったりします(※個人的趣向です)。みかんを使ったビールもありますが、果実のみずみずしさが、麦汁と合わせた時のバランスを考えると、かえって難しいのかな と個人的には感じます。

ゆずの方が、麦汁やホップとの相性が良い印象で、セゾン、ベルジャンホワイト、ヴァイツェン、IPAと、様々なスタイルのビールに使われています。


おすすめクラフトビール

ポートランドには、(今のところ)ゆずビールしか造っていない、Shimai Toshi Brewingというファントムブルワリー(自分達の設備は持たず、他のブルワリーのを借りて醸造)があります。ブルワリー名の由来は、日本食の大好きなブルワーが「札幌がポートランドの姉妹都市であることを知っていた」からだそうです。

彼らは、日本でも有名なラーメン屋AFURIのオリジナルビールも造っています(たぶん現地の店舗でしか飲めません)。

また、和食でもゆず胡椒やゆず塩など、料理のアクセントとして使われることも多く、食事に合わせやすいからこそ、ゆずを使ったビールが多く造られているのかもしれません。


2020年クラフトビールトレンド予測!

今回は2022年の新春に、ぜひ飲んでほしいクラフトビールをビール女子たまちゃんに選んでいただきたいと思います。
 

【た】もともとハイアルコールのものが好きということもありますが、寒くなるにつれて重た目のビールが気分です。年明けはまだまだ寒いですから、「ボック」がいいのではないでしょうか。

 

 

 「ボック」とは、ビールのスタイルですか?

【た】はい、ドイツ発祥のビールです。ドイツの中でも寒いエリアで、体を温めるため高アルコールに造られたと言われています。

 

 

 アルコール度数が高いビールを飲むときは、温度はどうしましょう? 

【た】普通に冷やしておいて、テイスティンググラスを使って、少しずつ飲むのもおすすめです。時間がたって温度が上がってくると香りが開いて感じやすくなります。ワインやウィスキーを飲むのと同じイメージです。

 

 

 ほかに注目しているビールはありますか?

【た】ハーブエールです。ハーブやスパイスをたっぷり使ったビールで、日本だと山椒を使ったものなどがあります。日本のハーブ代表でもある山椒は、和食と相性がいいので、お正月のお料理とも楽しんでいただけます。

もう少し暖かくなると出てくる桜を使ったものは、季節限定のビールですが、飲んで春を感じるにはもってこいの1本です。

 


2022年は「ハーブエール」がくる・・・?

【た】どうでしょう。実際、私が好きなグッドジュジュ ジンジャーは、好みがはっきり分かれる味です。なので、万人受けではないビールタイプかもしれません。その代わりハマったら沼です。一つずつの個性が強烈なので「この子」という感覚になるんです。このスタイルが、タイプがというのは、どこのブルワリーでも基本的に味わいは似てきます。でもハーブエールでは「このビールが好き」と指名が多い気がします。

 

 

 コアなファンがつくビールタイプなんですね。逆に、誰でも楽しめるおすすめはありますか?

【た】クリームエールはいかがでしょう。エール酵母を使って発酵させた後、ラガーのように低温で熟成させたもので、エールの中でも飲みやすいタイプです。ラガーやピルスナーのように苦みはひかえめですが、エールらしく香りはフルーティーなアロマをしっかり感じる。両者のいいとこどりで、ビールが苦手とか、飲み始めの方でも楽しんでいただけると思います。 

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